上達しない日もある。でも私がバレエを続ける理由【大人バレエの魅力】

ポワント

「バレエが好きだけど、本当に下手くそ」
「何年もレッスンしているのに、全く上達しない」
「上手い方を見て、落ち込む」
「このまま続ける意味ってあるのかな…?」

大人になってからバレエを始めた人の多くが、一度は感じたことのある悩みではないでしょうか。

もれなく私も・・・(苦笑)
大人バレエを始めて8年以上経つのに、始めた時から上達している実感が全くない・・・・涙

それでも、私たちはスタジオに足を運び続けます。
なぜなら、“上達”だけがバレエを続ける理由ではないからです。

この記事では、「バレエが上達しない」と感じたときに、それでも続けてしまう理由を4つ紹介します。

1. 「できないことに挑戦する」勇気が身につく

Low section of ballet dancers practicing in rehersal room

大人バレエでは、何歳から始めても“できないこと”だらけ。
でも、何度も挑戦し続けるうちに、「完璧じゃなくてもやってみよう」という気持ちが育ちます。

大人になっても、ジャンプで足を打ってみよう!足をもっと高くあげてみよう!と、挑戦する気持ちが芽生えるってすごいことですよね!!!

この気持ちは、バレエのレッスンだけでなく、仕事や日常生活でも自信につながるなと思います。


「挑戦することそのものに価値がある」――それが、大人バレエの大きな魅力だと感じます。

2. バレエは、忙しい大人の“ご褒美時間”

大人になると、誰かのために時間を使うことが当たり前になります。

家では、旦那、子ども、両親、ペット・・。
仕事では、お客様、部下や後輩、時に上司・・・など(笑)

気付くと、人のために時間を使っていますよね。


でも、バレエのレッスンだけは、自分のためだけの特別な時間。

音楽に身をゆだね、姿勢や動きに集中することで、心も体もすこぶるリセットされます。

上達することよりも「自分を取り戻すこと」にこそ、バレエの価値があるのです!

3. 見えない変化が、確実に起きている

「上達しない」と思っていても、実は小さな変化は起きています。

  • 姿勢が良くなった
  • 電車で立つのがラクになった
  • 柔軟性が上がった
  • 日常が楽しくなった
  • 友達が増えた
  • 世の中がキラキラして見えてくるようになった。

これ、全部私の話なのですが・・・笑

こういうものは数字では測れませんが、確実に私を変えてくれる“バレエの効果”が存在します。

4. 小さな「できた」が、自信になる

全部うまくいかなくても、
「今日は軸がぶれなかった」「先生に褒められた」など、ちいさな“できた”があります。

それをちゃんと感じ取れることが、大人バレエの醍醐味。

もっともっと、自分にやさしくなって、レッスンに行く私を褒めてあげて!
自分にやさしくなれる力をバレエは育んでくれます。

まとめ:バレエを続けること、それ自体が価値

大人がバレエを習う意味は、「うまくなること」だけではありません。

  • 自分を大切にすること
  • 感情を動かすこと
  • 挑戦し続けること

それらすべてが、あなたがバレエを続ける理由になります。

もし今、「バレエ楽しくないかも…、辞めたいかも…」と思っていたら、ぜひ思い出してください。

こんなハードで難しいバレエを続けてきた自分は、すでに十分すごいということを!

\あなたは、なぜバレエを続けていますか?/

「上達はしてないけど、バレエが好き」そんなあなたの思いを、ぜひコメントでシェアしてくださいね。

管理人
キトリ(40代)
キトリ(40代)
私のバレエライフは、全2幕(予定)。 第1幕は、学生時代。バレエは大好きだったけど、学校生活が忙しくなるにつれて、自然消滅的に幕を閉じてしまった。第2幕は、30半ばにふとしたことがきっかけで始まる。学生時代よりも圧倒的にバレエにハマっており、私の人生が開けた、といっても過言ではない。しかし残念なことに、2度の出産を経た主役の肉体は驚くほど劣化しており、投入時間に対する上達スピードも著しく低い。それでも2幕のバレエライフは最高に楽しく、週2のレッスンは私の生きがい。
記事URLをコピーしました